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空き家はコミュニティー崩壊の予兆、ローマより
この巻から何を学べるだろう。

それは、

治安の悪化は経済活動を停滞させるだけでなく、
共同体(コミュニティ)も劣化させる


ということ。

コミュニティが劣化すれば、コミュニティを維持することへのインセンティブはますます減退し、環境は荒れ、さらなる治安の悪化を招く。負のスパイラル。

治安悪化の要素は様々。

日本も対策をしないと、ローマの轍を踏むことになる。
とりあえず、空き家、どうにかしよう。
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次の破壊的イノベーションは、ブロックチェーンである
金融セクターの人とコアなブロックチェーン・トークをするときのネタ本に使えると思う。
たぶん。

これは本物の技術だ!

と著者が熱く語るくらい、本書の主眼はとにかくブロックチェーン。
ブロックチェーンが中核技術のBitcoinは、豚カツのキャベツ扱いです。
キャベツ美味しいけど。

ただ、第5章以下が、金融関係者向けのコアトークでそこそこハードです。コルレス銀行とかノストロ照合とか。注釈ついてるけど、テクニカルで、呪文感がすごい。。

日銀で法定通貨の電子化のプロジェクトに関わっていただけあって、「具体的に運用しようと思うと、〇〇な課題をクリアすべし」と、とにかく運用面を意識してブロックチェーンを解説しているのが本書の特徴。

2100万BTCという発行上限、リワードの4年ごとの半減の仕組みを知ると、Bitocoinは通貨にはならず、投機目的の金融商品(FX)になる、という著者の主張に強い説得力を感じる一方で、資産の保蔵先として、現在の法定通貨が今後も安定して支持されるかというとムムムな感じ。世界的な金余りで仮想通貨がバブったように、社会の「信用」はこれからも投下先を求めて彷徨うし、一連の暴投暴落で仮想通貨オワコン、というわけでもなさそうに感じる。

それから、各国中央銀行の取り組み。

銀行から預かった法定通貨を中央銀行が電子通貨化し、銀行間取引に利用させ、その日の終わりに回収、法定通貨と変換する、という仕組みは確かに銀行間取引コストを下げるなーと。特に海外送金などで、銀行の手数料が下がることに期待感が高まります。リップル・プロジェクトはじめ、どこが国際金融の送金プラットホームで主導権を握るのか今後の動きに注目したい。

あとは、読んでいてい、ずっと頭の片隅にあったのは、

これから、トークンエコノミーが
緩やかに重層的に広がるなかで、
既存の金融リテラシーの
どこを押さえておけば良いのだろう


ということ。

円やドルに信頼を持てないから、仮想通貨をもっている、という人たちは、上位1%が90%のコインを保有しているという早い者独占のBitcoinに、どういったインセンティブを感じて手を出しているのだろう。リスクヘッジとか、そのあたりのスタンス、超聴いてみたい。

もう一つだけ。

2000年にシンガポール中央銀行が法定通貨の電子化をしようとしたけど、決済端末を国内の隅々まで行き渡らせるコストが高すぎて断念。いまは、スマホ普及率がたかいので、そのインフラコストの壁を超えた、という話。
スマホ決済@中国のアイデアはたくさんの先例の上にあったのね、というのが新鮮でした。

ごちそうさまです。
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カール・マルクスは偉大な詩人だった
この本、誰得だろうと思考をしばらく飛ばしてみたが、見事に返ってこなかった。。

「超AI時代」と不安感を煽るキャッチーなタイトル。
そして、
 外見には気をつけろ!
 筋トレは欠かすな!
 会社を使い倒せ!
など、自己啓発セミナーの香りする断言調の文句や未来空想。

こんな姿勢が大切だ
こんなやりかたが必要だ
こうしないと生き残れない

など、著者の助言をすべて真に受けたら、つまるところ、鉄腕アトムになれってことね、と頭の悪いぼくは早合点してしまった。

なんとも詩文的な文章なんだけど、後につづくロジックの建て付けがしっかりしていないので、マルクスのような、なるほど感はない。「ヨーロッパに幽霊が出るーー共産主義という幽霊である」で始める共産党宣言のように、詩文的文章の詳細である、社会構造にたいする見立て、解決策を抱き合わせて提示してほしかった。

とはいえ、エピローグ(後述引用部分)は一見の価値あり。

「ドキドキする」というのと、「報酬がある」というのを組み合わせると、人は「テンションが上がる」ことに注目する著者。お金2.0の佐藤さんが提唱していた発展するコミュニティの法則とかぶる。思想のトレンドを行く人たちの共通感覚なんだろうね
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N2以上の日本語学習者を教えているあなたの力をかしてください

お母さんに「生きがい」をプレゼントしたい。
すごくプライベートな願望、でも世の中にも広がるかもしれないプロジェクト。

N2以上の日本語学習者さんを教えている日本語教師のあなた。

知恵と力をかしてください。

簡単に経緯を話します。



お母さんってだれ

現在、66才。ぼくが小さかった頃は、勉強の大切さを伝えるため、絶対使わない英検3級の勉強を食卓でやって見せるような気骨のある、でも、パッと見どこにでもいる普通のおばあちゃん。
ぼくが病気になる前はパートで元気よく働いてました。が、ぼくが過労で倒れて、実家に戻り、ほぼ寝たきり生活に突入してから、状況が一変。看護に生活を捧げることになります。ぼくが精神的に不安定なこともあり、兄弟でさえ帰省できない状態が何年もつづきました。その間に、ぼくの知らないところで、お母さんの気力が少しずつ削られていきました。


たくさんの支えがあって、ぼくの病気はある程度まで回復しました。
そんな先日、上の空で書き物をしていたお母さんに、

「上の空やね。ぼくも元気になったんやし、外に働きに出てみたら」

と声をかけました。
返ってきた言葉が胸に刺ささりました。


「あんたの病気の介護をしてたやろ。何年も。そのあいだに、外で働きたいとか、どこそこに行ってみようとか、そういう気力がなくなったんよ」


「本を読んだり、パズルをやったりしてても、『あー、こんなんじゃダメになってしまう』とは感じてるんよ。だけど、何をしたらいいのかわからない。自分は誰かの役に立ってるんだ。世の中の役に立ってるんだ。そんな生きがいがほしいん」


お母さんから気力が抜けていました。純粋に歳をとったから、というのもあるでしょう。でもそれとは別に、ぼくの看護で外の世界とつながることが後回しになった結果、どうすれば外の世界と再接続できるのか、ほんの少し、わからなくなっているようでした。

じゃあ、家に引きこもっているか、というとそうでもありません。生きがいを求めて、丸一日使って日帰り旅行に行ったり、友達と外でお茶したり、ボランティア活動を続けたりしています。十分に活動的な部類に入ると思うのですが、とはいえ、上の空になることは多くなっています。

申し訳ない、というのが素直な気持ちです。
同時に、なにかお母さんでもできる「生きがい」をプレゼントできないものかと思考を前に進めました。
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お金2.0 新しい経済のルールと生き方
新しい働き方、共同体、経済圏を創ろうとしているんだけど、ざっくり世の中の方向性はどっち向いてるの?と迷子になっている人向け。

著者のブログ。
「お金2.0」で書いてあることを、もう少し文字量多めに書いている。というか、ブログの記事を本にドリップした感じなので、やっぱり、「お金2.0」を読むのが一番てっとり早い。「採れたて新鮮な佐藤さんの思考が欲しい!」という方は、ツイッターもおすすめ。

佐藤 航陽のブログ
http://katsuaki.co/?author=1

著者ツイッター
https://twitter.com/ka2aki86

ブロックチェーン、IoT、仮想通貨など、ぱっと見、関係なさそうなキーワードも「分散化」という同じムーブメントなんだよということを教えてくれて、「そっか!目から鱗!」って気分になった。

「お金2.0」が何より優れているのは、専門用語を意図的に使わないように書いてくれていること。


ロジックのATフィールドが弱いのです。つまり、人に優しい。

しかも、にくいなーと思うのは、「で、実際、具体的にどんなサービスやムーブメントが起きてるの?」という当然の疑問にたいして、胃もたれしない程度に事例を紹介してくれて点。

AIとブロックチェーンで自動運用される無人のヘッジファンド「Numerai」とか、「え、マザーコンピューター?手塚の?」ってビビった。これはファンタジーじゃない。実際にこの瞬間も稼働しているんだ…

ぼくはといえば、自分の価値を上げる職場環境に恵まれているので、地道に価値を揺籃していきたいと思います!以上!
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LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
評価:
リンダ グラットン,アンドリュー スコット
東洋経済新報社
¥ 1,944
(2016-10-21)

自分の価値にたいする仮説が立てきれていない人、来たれーー!

平均寿命100才超え、という衝撃のデータで「オレ(わたし)何年生きるんだっけ」という漠然とした人生設計の甘さを殴打してくれる名著。

明晰なロジックで足場が築かれているにで、読めば読むほど、著者の提唱する絶望的、いや福音的な?世界観への肯定感が強まります。
1998年生まれで、100歳まで生きると仮定。65歳で引退するとしたら、老後生活は35年。これを実現するためには今の給料の25パーセントを貯蓄に回さないといけないとか。歯ごたえがありすぎて顎が疲れる。。

そんな世知辛い人生設計を促す文章の中で救いなのは、

手元の武器(資産)がなんなのか、人生のどの時期でどのようなは武器を手に入れていけば良いのかが仮説が立てられる

ということ。無形の資産の価値に気がつきます。


ちなみにぼくが今手元にある無形資産といえば、

・精神面を除く体力
・家族や友人との良好な人間関係
・借金ゼロ(教育ローンがない)、家賃ゼロ(実家暮らし)

あたり。


運動を継続して活力資産を微増させつつ、上記3つを足場に生産性資産を緩やかにあげたいです。その先に有形資産を蓄積したい!
とりあえず、最初の第一歩として、知人でファイナンシャルプランナーの清水斐さんに、10万円からスタートできる資産運用を相談したいと思います(ビッグ5全問不正解)。
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ローマ人の物語XII 迷走する帝国
坂を転がり始める3世紀のローマ。「ローマ」という運命共同体への個々のインセンティブが下がってきたのはなぜか。数ある中で因子の中でも特に、ローマ市民権の既得権化が大きな影響を与えたのでは、と七生たんは分析する。なるほどな、の一言。
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ローマ人の物語X すべての道はローマに通す
ローマのすごかったのは、ローマ街道という長大なネットワーク、インフラを作ったことだけではない。それを維持しつづけたこと。維持するためのインセンティブも幾重にも設定されていた。街ができてまだ20年くらいしか経っていないのに、我が街の道路は既にボロボロ。何百年もインフラとして機能させてきたローマのスピリット、すばらしい。
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ローマ人の物語XI 終わりの始まり
コミュニティのリーダーの正当性をどう扱うか、というのが取り扱われた巻。

養子縁組で皇統に引き込むことで、権威の移譲が奇跡的にスムーズに行われてきた五賢帝時代。

世襲は内戦の危機を事前につめる権力移譲の有力なシステムだけど、優秀な頭脳をリーダーに据えるシステムを止めることになる。一方、養子は優秀な頭脳をリーダーに据えられるシステムだけど、最後まで正当性の問題が残り、内戦のリスクを孕む。いろいろ難しい。
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ローマ人の物語次ヾ躓,塙酩
大学入ってからすぐにでも、この本読んでおけばよかった。と思うこと連続の、安定の一冊。
パンとサーカスは娯楽提供ではなく、かなり精緻に設計された社会福祉政策だったんですね。
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